お風呂の折れ戸ドアが固い! その原因&対処方法を知ろう
お風呂の折れ戸ドアが固い! その原因&対処方法を知ろう
お風呂のドアに多い「折れ戸ドア」は浴室の気密性を保つ必要があるため、他の種類のドアよりも開閉に力が必要な構造になっています。
そこへ何らかの原因で動きが固くなると、スムーズに開閉ができなくなってしまいます。
もしそうなった場合にすぐ対処できるよう、お風呂の折れ戸ドアの動きが固くなる原因や、対処方法を知っておきましょう。
お風呂の折れ戸ドアが固い……原因にはどのようなものがある?
お風呂入り口の折れ戸ドアは、使っているうちに固くなってしまうことがあります。
そこには以下のような原因が考えられます。
・折れ戸ドアについている回転部材が外れている
・ドアのロックがかかったままになっている
・折れ戸ドア上部・下部にある「ラッチ」の調整が固くなっている
・折れ戸ドアのレール溝が歪んでしまっている
折れ戸ドアのレールが歪んでいる場合はうまく調節することが難しいため、専門業者に来てもらい、修理をしてもらったほうがよいでしょう。
それ以外の理由なら自分で対処できることも多いので、対処法を知っておきましょう。
折れ戸ドアが固いとき、どう対処すればいい?
折れ戸ドアの構造はメーカーによって少しずつ異なります。
まずは説明書を確認して対処法を確認してから作業に取り掛かりましょう。
折れ戸ドアの回転部材が外れている場合
折れ戸ドアの上部・下部の四隅に付いている回転部材が外れてしまうと、開閉が難しくなるほど固くなってしまうことがあります。
そんなときは回転部材をしっかりとレールにはめることで開閉がスムーズになりますよ。
ドアを折りたたみ、下部の回転部材を下側のレールにはめたあと、上部も同じように上側のレールにはめましょう。
「回転部分がしっかりとはまっているか」「開閉がスムーズになっているか」を確認し、問題がなければ完了です。
折れ戸ドアのロックがかかったままになっている場合
ドアのロックをかけたまま開閉しようとすると、ロックが作用して開かなくなります。
そのような場合は外側からロックを解除すれば、問題なく開閉できるようになるでしょう。
ほとんどの折れ戸ドアでは、左右どちらかの上端にロック解除のツマミがあるので確認してみてくださいね。
折れ戸ドアにある「ラッチ」の調整が固くなっている場合
折れ戸ドアの上下にあるラッチという部分には、折れ戸ドアの動きや閉まり具合を調整する働きがあります。
このラッチはプラスドライバーを使えばかんたんに調整することができるので、試してみましょう。
折れ戸ドアを閉めたあと、ラッチ調整ネジを覆っているカバーを開け、ドライバーで上下に動く程度にゆるめます。
そのあとラッチのかかりを調整し、ふたたびドライバーで固定すればOKです。
調整の目安は、窓を閉め換気扇を運転した際に、自然にドアが開かないぐらいが目安ですよ。
折れ戸ドアが固いと気付いたら、早めに直しておこう!
お風呂の折れ戸ドアが固いと、無理な力を何回も加えることになり、ドアやレール部分の破損につながる可能性があります。
また、折れ戸ドアがきちんと閉まっていないまま入浴すると、ドアの外側へ水が漏れてしまう原因にもなるので、気付いたときにすぐ対処しましょう。