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浴室ドアの排水口が詰まったら?! 詰まり予防の習慣をつけよう
浴室と脱衣所を繋ぐ浴室ドア。将来を考え、浴室はバリアフリー仕様にしているというご家庭は多いのではないでしょうか?
バリアフリー仕様の浴室は、脱衣所との間に段差がない造りが多くなっています。
しかし、段差がないということは、浴室で使用した水がそのまま脱衣所に流れていってしまうということ。
そんな問題を解消するためにつけられているのが、“フラップ”と“ドア下排水口”です。
今回は、浴室ドア下排水口をキレイに保つための方法や、詰まってしまった際の解消方法をご紹介いたします。
フラップとドア下排水口って?
段差のないタイプの浴室ドアには、フラップという堤防代わりの小さな板と、その堤防でせき止めた水を流すための小さな排水口がついています。
浴室ドアを開けた際、足元は段差のないフラットな状態ですが、浴室ドアを閉めるとフラップが立ち上がり、水をせき止めてくれるのです。
さらに、フラップの間に溜まった水を小さな排水口から流すことで、浴室ドアを開けてフラップが下がった後の水漏れを防ぎます。
つまり、このドア下排水口が詰まってしまえば、せっかくせき止めた水が脱衣所に漏れてしまうということ。
ついつい見落としてしまいがちな部分ですが、定期的にしっかり掃除をしてあげなくてはいけません。
フラップを詰まらせる原因と掃除のコツ
ドア下排水口に髪の毛やホコリが溜まると、水が流れなくなってしまったり、ヌメリが発生してしまったりします。
お風呂から上がったら、扉を閉める前にレール部分に髪の毛などが落ちていないか確認するようにしましょう。
また、ほとんどの場合レール部分はとり外すことができます。定期的にレールを外し、その下にある排水口部分を歯ブラシなどで掃除してあげるようにしてください。
ドア下排水口専用の小さなヘアキャッチャーも販売されているため、自宅の浴室ドアのタイプに合ったものを探して取り付けてあげるのもオススメです。
ドア下排水口が詰まってしまったら?
ドア下排水口が詰まってしまった際は、ホームセンターなどで売られている細長いブラシや針金を使って細い排水管の中を掃除してあげてください。
また、ドア下排水口から流れた水は最終的に浴槽脇の排水口に合流しています。
浴槽脇の排水口が汚れていれば当然ドア下排水口も詰まってしまうため、こまめな掃除を心掛けましょう。
浴室から水が漏れれば、脱衣所の床が腐るなどの新たな問題を引き起こしてしまいます。
バリアフリータイプの浴室ドアは、段差がなく、シャワーを使うことができないためについつい掃除を避けてしまいがちです。
しかし、ドア下排水口は小さい分掃除をサボればすぐに詰まってしまいます。
お風呂上がりのホコリチェックを習慣にして、排水口を詰まらせないようにしてくださいね。