浴室ドアのリフォーム!「カバー工法」が主流って本当?
浴室ドアのリフォーム!「カバー工法」が主流って本当?
浴室のドアが古くなってくると、しっかりと閉まらずに隙間が開いてしまったり、パッキンが割れて外れてしまったりします。
湿気の多い浴室のドアが閉まらないと、脱衣所などのその他の部屋にまで悪影響を及ぼしてしまうことに。
しかし、ドアのリフォームにどの程度の予算や期間がかかるのかがわからず、ついそのままにしてしまっている……というご家庭も少なくありません。
そこで今回は、気になる浴室ドアのリフォームについて、その主な方法をご紹介いたします。
浴室ドアのリフォーム方法
浴室ドアのリフォームには、「既存の外枠を外して行う方法」「既存の外枠を残したまま行う方法」「ドアのみを交換する方法」の3つがあります。
この中で最も簡易な方法は「ドアのみを交換する方法」ですが、適応できる損傷が限られてしまうのが難点。
ドアの樹脂ガラスが割れてしまった場合や、ドア本体の歪みが原因で閉まりづらくなってしまった場合には対応できますが、外枠の歪みや劣化が原因のトラブルは解決に至りません。
一方「既存の外枠を外して行う方法」は、一見簡単そうに見えますが、実際はとても大掛かりなリフォームになってしまいます。外枠だけではなく、ドア周りの壁や天井にまで工事が及ぶのです。
そのため、工期や値段も膨らみがち。
ドアの下地から丁寧にリフォームしたいという方でなければ、既存の外枠を残したまま行う「カバー工法」によるドアの取り替えを選ぶのが良いでしょう。
カバー工法とは
カバー工法とは、既存の外枠の上から新しい外枠をかぶせた上でドアを交換する方法です。
既存の外枠を残すため、壁や天井を壊す必要もありません。カバー工法は、浴室ドアだけではなく、玄関ドアのリフォームなどにも使われています。
外枠の歪みによって起こる不具合もしっかりと解消される上、ドアのタイプ(開き戸、引き戸、折れ戸)を手軽に変えることができるのも嬉しいポイント。
また、工期が短く値段も手ごろなことから、浴室ドアリフォームでは主流となっている方法です。
「アタッチメント工法」が使える場合も
カバー工法に似た方法として、既存の外枠にアタッチメントを取り付けることでドアを交換する「アタッチメント工法」が適用できる場合もあります。
工事を行わずにドアを交換することができるため、できるだけ手軽にドアリフォームを行いたいという方にお勧めです。
浴室ドアリフォームの主な方法をご紹介いたしました。
ドアの不具合が気になる場合は、ドアのみの交換で対応できるのか否か、外枠や周りの壁の状況も良く観察した上でリフォーム方法を検討することが大切です。
早めのリフォームで、予期せぬトラブルを予防していきましょう。