浴室ドアを閉めているのに水漏れが起きた! 考えられる原因とは?
浴室ドアを閉めているのに水漏れが起きた! 考えられる原因とは?
入浴の際、浴室ドアを閉めているのに浴室の外に水漏れしてしまうことがあります。
ドア周辺で水漏れが起きると床の劣化や変質が起きる可能性があるので、きちんと対策しておきたいですね。
浴室ドアの外に水漏れが起きたときには、まず原因を特定することが大切です。
そこで今回は、水漏れトラブルが起こったときに考えられる原因について紹介します
浴室ドアの通気口から水漏れしている
浴室ドアは、下部に通気口(スリット)が作られているものがあります。
通気口にルーバーがついていて手動で開閉できるシステムになっているドアならば、必ず通気口を閉じた状態で浴室を使うようにしましょう。
通気口を閉じた状態でも、大量に水をかけると水が漏れてしまうことがあるので、できるだけ水がかからないよう心がけたいものです。
開閉のできない下向きの通気口がついている浴室ドアもあります。
こういったタイプの浴室ドアにも、極力水をかけないよう気をつけましょう。
浴室ドアのパッキンの劣化が起きている
浴室のドア枠やガラスは、ゴムパッキンで固定されることがほとんどです。
しかし、ゴムパッキンが劣化してひび割れていると、ここから水漏れが起きてしまいます。
ゴムというのは時間とともに縮みが起き、劣化していく性質があります。
パッキンの劣化を放置すると水漏れが起きるだけでなく、ガラスがぐらついて外れ、思わぬ事故が起きる危険性もあります。
ゴムパッキンが劣化している場合には業者に依頼してパッキンの交換をするとよいでしょう。
浴室の壁や床のつなぎ目の劣化が起きている
浴室の壁や床をつなぎ合わせるときには、密度の高いシリコンが使われることがほとんどです。
シリコンは長い時間が経つと劣化してしまうため、これが水漏れの原因となっている可能性も考えられます。
壁や床の劣化で水漏れが起きると、床下の建材や配管に水漏れの影響が及ぶこともあるので気をつけたいですね。
最悪の場合腐食やシロアリの発生といった取り返しのつかないトラブルが起こるケースもあるので、早急に対策する必要があります。
浴室ドアのパーツのズレや金具のゆるみが起きている
浴室ドアを構成するパーツにズレやゆがみがあると、シャワーの水などをかけたときに水漏れが起きてしまいます。
レアケースですが、浴室のドアが傾いたりズレたりした状態で設置されている可能性も考えられます。
浴室ドアを固定するネジがゆるんでいるために、ドアに隙間ができて水漏れが起きてしまうこともあります。
水漏れが起きたときにはネジがゆるんだりパーツがズレたりしていないか確認し、対処できない場合には専門業者に相談しましょう。
浴室の水漏れが起きてしまう原因はいくつか考えられます。
浴室ドア周辺の水漏れを放置していると、床材や床下のダメージ、家財の破損などが起きることもあります。
水漏れの原因が浴室ドアの異常によるものならば、早急にドアの修理や交換を依頼するのがおすすめですよ。