みるみるキレイに! 浴室ドア「折れ戸」のお掃除テクニック
みるみるキレイに! 浴室ドア「折れ戸」のお掃除テクニック
浴室に設置されている折れ戸のドアは、狭い空間でも使いやすいというメリットがありますが、開閉の際に折れ曲がる部分やレールの溝などの掃除がしにくい部分に汚れが溜まりがちです。
汚れを溜めたまま放置するとカビが発生しやすくなるため、こまめに掃除をしましょう。
今回の記事では、浴室のドアをピカピカにするお掃除方法をご紹介します。
浴室のドア「折れ戸」の汚れやすい場所とは?
浴室ドアのV字に折れ曲がる部分や下のレール部分、ドアの通気口の中は、水やホコリ、石鹸かすなどが溜まりやすい構造になっています。
さらに、ドアの窓には水垢や石鹸かすが溜まりやすく、掃除を怠ると白く曇ってしまいます。
これらの「水分を含んだ汚れ」は放置すると固まって落としにくくなるだけではなく、カビが繁殖しやすくなってしまうのです。
健康被害を防ぐためにも、汚れに気付いたらなるべく早めに掃除を行いましょう。
浴室ドアの溝や通気口、窓、パッキン……部分別の掃除方法とは?
折れ曲がる部分やレールの溝、通気口などの掃除
ドアの折れ曲がる部分や下のレールは、開閉の際に一部が隠れていることから掃除がしにくい部分です。
また、通気口に関しても奥まで手が届きにくい構造をしているため、知らず知らずのうちに水分を含んだホコリが蓄積していきます。
すると、水分を含んだ汚れが水垢となり、固まってしまってなかなか落ちなくなるのです。
そのような場合は、クエン酸で柔らかくしてから取り除きましょう。
用意するものはクエン酸小さじ1、水200ml、ジェット噴射ができるスプレー、先が細めのヘラ、古歯ブラシです。
■手順
1.クエン酸を水で薄め、ジェット噴射ができるスプレー容器に入れて汚れた部分に噴射し、30分~3時間ほど放置する
2.通気口の中に固まっている汚れはヘラで剥がしていく(ドアに傷をつけないように注意する)
3.ドアの折れ曲がる部分やレールの隅など、細かい部分は歯ブラシでこすって汚れを落とす
4.水ですすいでタオルなどで乾拭きして完了
ドアの窓の掃除
水垢や石鹸かすにより白く曇った窓は、クエン酸を使った掃除がおすすめです。
■手順
1.スプレーボトルを用意し、クエン酸小さじ1と水200mlを入れてよく混ぜる
2.窓のアクリル板にキッチンペーパーを当て、クエン酸水をたっぷりと吹き付けて密着させる
3.数時間~半日置いてから拭き取り、水ですすいで乾拭きして仕上げる
汚れが落としきれていない場合は再度1~3の手順を繰り返して掃除をしましょう。
ゴムパッキンの掃除
ゴムパッキンの汚れはホコリを拭きとって掃除をします。黒っぽくなっている部分があればカビが生えていますので、塩素系漂白剤を塗って掃除をします。
■手順
1.キッチンペーパーに塩素系漂白剤を染み込ませ、カビが生えている部分に密着するよう貼り付ける
2.30分ほど放置したらキッチンペーパーを取り除き、水ですすいできれいな布で乾拭きする
このとき注意したいポイントは、クエン酸などの酸素系洗剤と混ぜないことです。
塩素系漂白剤と酸性の洗剤が混ざると、有毒ガスが発生し大変危険です。必ず別々に使用するように注意しましょう。
気付いたら掃除するのがポイント!浴室のドアの清潔をキープしよう
浴室のドアの汚れは長く放置すればするほど落としにくくなってしまうので、「入浴のついで」や「週末に1度」というように掃除の頻度を決めておけば、いつでもきれいな状態がキープできて掃除も楽になりますよ。
汚れを溜めないよう、こまめな掃除を心掛けましょう!