浴室ドアの耐久性に注意! お風呂場で行いたい地震対策5選
浴室ドアの耐久性に注意! お風呂場で行いたい地震対策5選
日本は地震大国と言われるほど地震の多い国です。
ここ数十年の間だけでも、阪神淡路大震災、東日本大震災といった大きな地震がいくつも起きています。
服を脱ぎ、無防備な状態で過ごすバスタイムに地震が起きてしまったら……考えるだけでも恐ろしいことですが、いざという時のためにしっかりとシミュレーションをしておかなくてはなりません。
今回は、お風呂で行っておきたい地震対策をいくつかご紹介いたします。
1.鏡や窓にはフィルムを張っておくこと
入浴中は、当然ながら衣服を身につけていません。
そのため、鏡や窓などが割れてしまった際に怪我をする危険性が高くなっています。
鏡には曇り止めシートを、窓には飛散防止フィルムを張り、割れたガラスが飛び散るのを防いでおきましょう。
また、浴室ドアには衝撃に強く割れにくい「樹脂ガラス」が使用されたものを選んでおくのがお勧めです。
2.ウォッシュアイテムは低い位置に置いておく
シャンプーやリンスなどのウォッシュアイテムを高い位置に置いておくと、地震の揺れで散乱してしまう可能性があります。
ウォッシュアイテムは、なるべく床に近い位置に置いておくようにしましょう。
カミソリや手鏡といった危険な小物がある場合は特に注意が必要です。
3.ドアの開閉は常にチェック!
入浴中に揺れを感じたら、まず行わなくてはならないのが避難経路の確保。
建物が歪み、ドアが開かなくなれば浴室に閉じ込められてしまいます。
日頃からドアの調子をしっかりチェックしておき、開閉の際の音や歪み、つっかかりなどが気になる場合は、新しいドアに付け替えておくことをお勧めします。
また、ドア周りに物が多いと、落ちたり倒れたりすることでドアが塞がってしまう可能性も。
なるべくドア周りには物を置かないように意識しておいてください。
揺れを感じたらまずはドアを開け、姿勢を低く保って揺れが収まるのを待ちましょう。
4.分厚いスリッパとバスローブを常備
家屋に影響を与えるほどの大きな地震の場合、身体を拭き、服を着てから避難する余裕はありません。
すぐに避難できるように、バスローブと分厚いスリッパを脱衣所に常備しておくことをお勧めします。
5.追い焚き等のスイッチはしっかりと切る
お風呂から上がる際は、ガスの元栓や追い焚き等のスイッチをしっかりと切る習慣をつけておきましょう。
火災による二次被害を防ぐことに繋がります。
また、お風呂のお湯は抜かずに残しておくと、地震に伴う断水の際に活用することができますよ。
お風呂場で行っておきたい地震対策を5つご紹介いたしました。
入浴中という無防備な状態で揺れを感じると、焦ってパニックに陥ってしまいがちです。
日頃から入浴中に地震が起きた際の行動をシミュレーションしておき、万が一の時に備えておきましょう。