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引き戸でスマートにリフォーム!賢くお部屋をレイアウトする

部屋のレイアウトを考えたドア選び

自宅をリフォームする際に大切なことは、まず家具やインテリアなど部屋のレイアウトを考えることです。子ども部屋などは、お子さんが小さいうちはきょうだいで使い、将来は個室として使いたいと考えている方もいるでしょう。子ども部屋をリフォームして独立した部屋として使うときには、部屋の広さや窓の位置、ベッド、机、照明、コンセント、間仕切りはどうするかなど、部屋全体のレイアウトを検討してからリフォームがスタートします。

ここでのテーマは、室内の扉や戸についてです。扉や戸の開閉方法は、開き戸、引き戸、折れ戸の3つの種類があります。3つの特徴はそれぞれ次のようになります。最も多く用いられるものが開き戸タイプです。開き戸には、1枚のドアの片開き、2枚のドアの両開き、大小のドアを持つ親子ドアなどがあります。開き戸は、開閉部分のスペースを確保する必要があるので、危険のない開閉方法を検討することが必要です。

次に、引き戸は、和室に用いるというイメージが強いかと思われます。しかし最近の住宅建築を見ると、和室洋室問わずに用いられています。中でもよく使われているのは、1枚の戸を左右に滑らせて開閉する片引き戸です。他にも、引き込み戸や引き違い戸、引き分け戸などの種類もあります。引き戸の良いところは、連続して部屋を使用できることで開放感が生まれることと、空間に変化が生まれることです。

最後は、連結している扉を折りたたんで開閉する折れ戸です。少ない開閉スペースで済むので水まわりや廊下などに使われます。ただし、お子様が指を挟むことがあるので、採用する際には注意が必要です。このように、3つの種類のドアがありますが、ドアもインテリアの一つとして捉え、部屋のレイアウトを考えてみてください。



今、使い勝手の良さから注目を浴びている引き戸

引き戸の代表的なものが襖や障子で、ちょっと古いイメージがあります。しかし、最近のものは、スライディングドアとも呼ばれており、空間を美しく仕切る建具としてインテリアに取り入れるという方も増えています。また、ドアとしてだけでなく、間仕切りや家具としてもつかわれています。左右に開閉するので、開閉のための動作域が少なく、開けた状態でも扉が邪魔にならないという点が大きなポイントです。

子ども部屋、洗面室、トイレ、お風呂で使った場合の具体的な特徴を挙げてみます。まず、子ども部屋の安全性という面では引き戸が優位にあります。開き戸は、開けた扉で子どもが顔をぶつけたり、ドアの下の隙間に足の指がはさまったりという事故が想定されます。引き戸でも指をはさむ可能性はありますが、けがの程度は大きくなりません。開き戸の蝶番(ちょうつがい)の部分に指をはさむと骨折など大きな事故になります。

洗面室の引き戸は、ふだんは開けておいてデッドスペースをなくすことができます。来客が来たときには、閉めて換気扇を回すことで湿気を解消することができます。中には鍵のついたタイプもあり、内側から鍵をかけることも可能です。上からつり下げるタイプなら、下側にレールがなくすっきりしています。トイレの場合、子どもが小さい頃は親も一緒にトイレの中で世話をしますので、ドアを開けっ放しにしておいてもよく、便利です。

お風呂は、複数人の子どもたちと一緒に出たり入ったりすると、ドアが邪魔になることがあります。引き戸ならデッドスペースがなく、ドアのそばで体を洗うこともできます。狭い入り口幅でも3枚板で引き違い戸にすることも可能です。このように引き戸は洗面室やトイレなどの狭い空間でも開閉ができ、家具のレイアウトも自由になるのです。また、部屋と部屋をつなぎ開放感を高めてくれます。

特徴をまとめると、スペースの無駄がなくなる・開放感をつくる・風通しが良くなる・空間を有効に使えるといった点が挙げられます。そして、デザイン性の高いものは部屋のインテリアとして活躍します。逆に、デメリットとしては、部屋の機密性が低い・壁が使えない・スイッチやコンセントが使えないなどがあります。しかし、工夫次第では解決できることもありますので、これからリフォームする方は、無理のない範囲で引き戸を取り入れてみてください。



お助け業者を選んでDIYに挑戦

専門業者ではない人が自分で何かを作ったり、修繕したり、装飾したりするのがDIY(DoItYourself)です。最近DIYは広く知られるようになっていて、多くの方々が取り組んでおり、DIY専門のホームセンターも増えてきました。大手のホームセンターなどのDIY専門店では、DIYアドバイザーなどのDIYを専門にしているスタッフを配置しているところもあります。

扉をリフォームする場合でも、扱う業者はたくさん見つけられるはずです。ただ、扉などの建具は他の家具との統一感も必要ですし、コンセントやスイッチの移設が必要になれば費用の心配もあります。そういった面を考えると、様々な種類の扉を豊富に扱っている業者でコストも安いことが大切なポイントになります。扉を取り付ける際には専門的な相談にのってもらえ、工事が必要なときには工事対応も可能な業者がおすすめです。

扉の注文は、建具枠のサイズを測定し注文するだけで、ぴったりサイズの引き戸を製作し届けてくれる業者もあります。また、枠とドアがセットとなっている商品も人気があり、建具屋さんが不要なので多くの方がリフォームで利用しています。ドアの現物をみないとイメージがわかないという方には、現物サンプルを自宅まで運び確認できるサービスもありますので、DIYやリフォームの際にはぜひ利用してみてください。

DIYに挑戦してみようとお考えの方は、安心できる商品を格安で豊富に扱っている業者を探し、リフォーム経験が豊富で幅広い商品知識で適切なアドハイスをしてくれるDIYお助け業者を探してみましょう。
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