オーニング窓の設置はセルフではなく業者に依頼が最適
オーニング窓とルーバー窓の違い
オーニング窓とは一般的に知られている窓とは少し形状が違い、ブラインドのように何層かに分かれているルーバー窓と似ていて、違いがよく分からない人も多くいると思います。ルーバー窓はブラインドのように細いガラスが何枚もついていますが、オーニング窓はルーバー窓に比べると窓の一つ一つが大きく、窓の枚数全て合わせたとしても4枚ほどとなっています。そのため風通りも良く、夏の暑い日などは快適に過ごせることが多いです。ルーバー窓は、仕切りが細かくされているためお風呂などで使われることが多くあります。窓の枚数が多く、掃除をするのが他の窓に比べるとやや手間になってしまいます。窓自体を取り替えたいと思ったときにセルフで窓を取り替える人がいますが、ルーバー窓のように何層にもなった窓を取り付ける際には業者に頼んで窓を取り付けてもらう方が安心かつ安全です。特に、小さなお子さんやペットなどがいる家庭では怪我をする可能性もあるので、業者に任せたほうがいいでしょう。
元々あった窓と違う形の窓にするのは相当難しく、形によっては無理な場合もあるため、窓の取り付けを一人でするといったことは避けるようにしましょう。最近では、窓を専門的に取り扱っている会社もあるので、窓を変えたいという人は、一度どういった窓を取り付けたいのかをはっきりさせましょう。太陽の光が眩しくない窓や冬でも寒さを感じない窓など窓の材質などもあるため、窓に関するさまざまなことを相談するのもいいでしょう。窓を使っている年数などにもよりますが、ねじが緩んできたり窓の隙間にほこりがたまってしまうと窓の開け閉めがしづらくなってしまうので、定期的な窓の点検を行い、こまめな掃除に心がけると窓に関するトラブルを最小限に抑えることができます。
窓枠の掃除方法について
窓をかこっている枠やフレーム、持ち手部分などには主に樹脂製のものとアルミ製のものの2種類があり、そのお手入れ方法にはほとんど違いはありません。しかし、樹脂製のものは熱に弱いため、ヒーターなど熱を発するものをそばに置くことは避けるように心がけてください。またアルミ製のものは、薬品に弱いため窓掃除の際に薬品が多く含まれた洗剤などを利用するのは避けるようにしてください。交通量の多い場所や港の近くに住んでいる場合は、窓が排気ガスや潮風の影響を受けることも多いので、通常よりもこまめに掃除するようにしてください。ガラスには、ガラス用の洗剤を使用し掃除するようにしましょう。
窓の種類により、掃除の仕方が変わってきます。オーニング窓はすべり出し窓のようになっていますが、窓と窓との間隔が広く、窓の掃除を比較的楽に行うことができます。ただし、他の窓とは違い網戸を内側に付けることしかできないため、網戸を付けている窓を掃除する場合は網戸を一度外す必要があります。網戸を外すのが面倒くさいという場合には、外側から掃除するといいかもしれません。窓が高くて届かなければ、脚立や伸び縮みが可能な棒などを使い掃除すると手の届かないところでも楽に掃除することができます。1人での掃除が難しい場合は、周りの人に手伝ってもらうといいでしょう。オーニング窓は工具があれば取り外しが可能となっていますが、窓を取り外す際にねじなどの細かな部品を無くしてしまう可能性もあるので、窓の掃除は窓を取り外さずに掃除するのがベストです。
防犯性を高めるためにできること
オーニング窓は一見すると高い防犯性があるように見えますが、簡単に取り外しが可能なため、窓を取り外してしまえば家の内部に簡単に侵入することもできてしまいます。そういった泥棒などの犯罪を防ぐために、色々な対策方法があります。ただし、対策方法は個人で考えるよりも業者に依頼した方が時間も短縮され、丁寧に設置してもらえるため、防犯対策用の格子が取れてしまうという事態も防ぐことができます。防犯対策として使われる格子にも様々な種類のものがあり、網状になっている格子や縦線状の格子などがあります。縦線状や横線状の格子を取り付ける場合には、小さなお子さんや猫などが首を格子に挟んでしまう危険性もあるので、気を配る必要があります。
格子は見栄えがよくないから嫌だという方は、内側にサッシを付けるといいかもしれません。サッシをつけることにより窓は二重構造になってしまいますが、安全性が増すうえ、窓の隙間からの冷たい風を防ぐこともできます。サッシを取り付けると外から家の様子が覗かれにくくなり、防犯率もアップします。
オーニング窓は防犯性が低いというデメリットがありますが、外からの侵入率を下げるのに効果的な格子やサッシを取り付けることによって防犯対策ができます。格子やサッシは窓の寸法などもあるため、素人が取り付けるにはかなりの手間とそれなりの技術が必要とされます。最近は格安で防犯対策を行っている業者もあるので、オーニング窓になんらかの工夫を施したい場合、自分でやるのではなくリフォーム会社や窓を専門的に扱っている業者に相談してみるというのが大切でしょう。
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