アルミサッシの鍵が緩い……放置の危険性と対策方法をチェック!
窓(サッシ)の鍵がぐらぐらしてゆるい!対応策を解説
アルミサッシの鍵(クレセント)を使い続けているうちに起こる「緩み」や「がたつき」。
気になっているものの、そのままにしているという方もいるでしょう。
しかし、このような小さなトラブルを放置していると、いつの日か鍵が完全に閉まらなくなるなどの大きなトラブルに発展する可能性があります。
急なトラブルに慌てることのないよう、日ごろからメンテナンスをしておきましょう。
実は、サッシ窓についている一般的なクレセント錠のメンテナンスは、簡単にできます。
緩みを放置することの危険性と併せて、メンテナンスの方法について解説します。
ゆるんだ窓(サッシ)の鍵を放置する危険性
サッシ窓の開閉と同様、日ごろからよく動かすサッシの鍵は、少しずつ緩んでくることがあります。
ちょっと緩んできたな、と感じながらもそのままにしておくと、やがてガタついて受け具とうまく噛み合わなくなり、締りが悪くなったり、受け具やクレセント自体にキズがついたりしてしまいます。
そしてさらに放置を続けると、急に鍵が閉まらなくなってしまい、鍵自体が外れてしまうこともあります。
そうなると、サッシメーカーによる修理が必要となったり、場合によってはサッシ自体を交換する必要性が出てきたりします。
窓(サッシ)がゆるんだ時の自分でできる応急処置
サッシ窓についている一般的なクレセント錠は、ドライバーがあれば簡単にメンテナンスができます。
- 1.まずは、緩んでいるのがクレセント錠側か、受け具側なのかを確認します。緩んでいるほうのネジをドライバーで絞めてみましょう。
絞めることで、緩みが解消されればOKです。 - 2.うまく噛み合わない場合は、クレセント錠側と受け具側の両方のネジを少しだけ緩め、両者の位置を調整しながら仮止めをします。
全部外して落としてしまわないよう、ネジは少しだけ緩めるのがポイントです。サッシの開閉をしてみて、問題なければしっかりと本止めをします。 - 3.クレセント錠のネジが、プラスチック製のカバーなどで隠れている場合は、カバーを外してから同様におこないます。
手ではきつくて外れにくい場合は、マイナスドライバーなど溝に引っ掛けると開けることができますよ。
鍵(クレセント錠)本体が劣化している場合
上記のメンテナンスを行っても、がたつきが直らない場合は、クレセント錠本体の劣化が考えられます。
錠内部のバネを交換するか、錠本体の交換が必要です。メーカーに問い合わせてバネ部品または、錠本体を取り寄せましょう。
本体の交換は、メンテナンスと同様、簡単にできますが、心配な場合や確実に取り換えたい場合は、業者に依頼するのも手です。
窓(サッシ)の鍵のゆるみは放置しないことが大切
意外と簡単なサッシ鍵のメンテナンス。緩みを感じたら、ご家庭で早めにメンテナンスすることで、大事にいたらずに済みます。
鍵がしっかり閉まっていない窓は、防犯上もよくありません。
こまめなチェックを習慣づけられることをおすすめします。