窓の雰囲気を変えよう! アルミサッシを塗装DIYするときのポイントとは
窓の雰囲気を変えよう! アルミサッシを塗装DIYするときのポイントとは
窓のアルミサッシはどうしても生活感が出てしまうため、明るい色への塗装を考える方もいると思います。
しかし、アルミサッシは塗料の選び方を間違えるとうまく塗料が密着せず、剥がれが起きてしまうことがあるので注意が必要です。
この記事では、アルミサッシの塗装の手順や、塗装をするときの注意点について紹介していきます。
アルミサッシの塗装DIYをしてみよう
アルミは加工しやすいことやリーズナブルなことから、窓用のサッシとして多く使われています。
しかし「アルミサッシにはなんだか生活感が出てしまう」とお悩みの方もいることでしょう。
室内を模様替えしたりDIYを楽しんだりするのなら、アルミサッシも塗装しておしゃれな雰囲気に変化させるのがおすすめです。
アルミサッシの塗装をするときには、外壁とのバランスを重視したいですね。
外から見たときにちぐはぐな印象にならないよう、家全体の雰囲気を考えながら最適な塗料を選びましょう。
アルミサッシの塗装に適した塗料とは?
アルミサッシは非鉄金属なので塗装をしても塗料が密着しにくく、剥がれやすいという特徴があります。
しかし近年ではアルミ専用の塗料が開発されるなど塗料も進化しており、アルミサッシの塗り替えがしやすくなりました。
アルミサッシの塗装をするときには、下塗りに非鉄バインダーと呼ばれる塗料を使いましょう。
その上からアルミ補修スプレーや屋外用ニスなどを塗れば綺麗に仕上がります。
アルミサッシの下塗りをするときのポイント
アルミサッシの塗装をする前には、サッシを拭き上げて綺麗にしておきましょう。
サッシ以外の部分に塗装がつかないようシートやテープで養生しておきます。
アルミサッシは塗装が付着しにくいため、塗装を定着しやすくするために全体をサンドペーパーでこすっておきます。
削りカスをしっかりと拭き取ったら、非鉄バインダーと呼ばれる非鉄金属用の下塗り材を塗っていきましょう。
非鉄バインダーはべったり塗ると乾きにくくなる上、塗装の剥がれやムラの原因になることもあります。
ハケに少しずつ塗料を取って、薄く塗っていくのが上手な下塗りのポイントです。
アルミサッシの塗装の上手な仕上げ方
非鉄バインダーを塗り終わったら、風通しのよい状態で1時間程度乾かしましょう。
完全に乾いたら上塗り材を塗装していきます。上塗りは1回だけではムラができやすいものですが、乾いてから2度塗りすると綺麗になります。
塗装が乾いたらコーティング塗料で仕上げていきましょう。
防水の塗料を使えば劣化しにくくなりますし、クリアー塗料ならばツヤが出て綺麗に仕上がります。
養生テープを剥がすときには塗装が一緒に剥がれてしまうことがあります。
養生を取る前に、塗装と養生テープの境目にカッターナイフで軽く切れ込みを入れておくと良いでしょう。
アルミサッシの塗装をするときには適切な塗料を選び、きちんと手順を守ることが大切です。
家の内装や外壁に合わせてアルミサッシを綺麗に塗り替えれば、イメージもガラリと変わります。
アルミサッシを上手に塗装して、海外風のおしゃれな雰囲気にチェンジしてみましょう。