網戸を閉めても家に虫が入ってくる!原因と対策をご紹介
網戸を閉めても家に虫が入ってくる! その原因はアルミサッシだった?
網戸を閉めているのに家の中に虫が入ってきて、愕然としたことはありませんか?
夏場に蚊が入ってくるのはとても困りますし、近年では温暖化の影響で寒い時期であっても蛾やカメムシなどの侵入に悩まされることもあります。
虫が来てしまうことが多いという場合、それは網戸やアルミサッシに原因があるのかもしれません。
今回は、網戸をピッタリと閉めているつもりなのに家に虫が入ってしまう原因や、その対策方法についてご紹介いたします。
網戸を閉めても虫が入る4つの原因
家に虫が入ってくるということは、どこかに隙間があるということです。虫はほんの小さな隙間であっても体を縮めて侵入してきます。
蛾やカメムシといった比較的大きいように見える虫であっても、1~2mm程度の幅があれば侵入できるのです。
では、虫は網戸やアルミサッシのどういった隙間から侵入してくるのでしょうか?
1. 網戸が劣化して隙間ができる
一般的な網戸は、1.15mm四方のメッシュになっています。
体長1mm以下の虫は、ときにこのメッシュを通り抜けることがありますが、ほとんどの場合は網目から虫が侵入することはありません。
しかし、網戸が劣化してほつれや破れがあったり、網目の大きさが広がっている場所があったりする場合には、そこから虫が入ってきてしまいます。
張り替え用の網はホームセンターなどで購入できるので、劣化した場合は張り替えるのがよいでしょう。
2. アルミサッシの立てつけが悪い
網戸だけでなく、アルミサッシの立て付けの悪さや劣化によって虫の侵入を許してしまうケースもあります。
経年劣化によって、アルミサッシを滑らせる戸車が劣化すると、サッシの周囲に隙間ができることがあるのです。
アルミサッシの周囲に原因がある場合には、専門業者に相談して修理をするなどの対策が必要です。
3. 網戸を左側の窓で使っている
引き違い窓は左の窓が室外側、右の窓が室内側になるよう交差させて作られます。
そして、窓の向こうに設置する網戸は右側の窓をカバーするように設計されています。
左側に網戸を移動させた状態で左の窓を開けていると、窓枠のサッシ部分に隙間ができ、虫が侵入してしまうのです。
窓を閉めていても虫が来るときには、網戸を右側で正しく使っているかチェックしましょう。
4. その他の原因
網戸やアルミサッシに全く問題がない場合には、洗濯物の出し入れなどで窓を開けたときに虫が入り込んでいる可能性が高いでしょう。
また、外壁など窓以外の場所に隙間ができている、エアコンのドレンホースを伝って入ってくるといったケースも考えられます。
こういった場合には殺虫剤を使うなどの対策をし、虫の侵入が頻繁にあるときには害虫駆除業者に相談するとよいでしょう。
網戸やアルミサッシに隙間ができていると、虫が侵入したりゴミや砂が入ってきたりすることがあり快適に過ごせません。
もしも頻繁に虫が入ってくる場合には、網戸やアルミサッシに隙間や劣化がないかチェックしてみましょう。
気持ちよく過ごすためにも、虫が侵入する原因を特定して適切に対処したいですね。
虫が入らないようにする対策
網戸の隙間を無くす
網戸をしっかり閉めたつもりでも、わずかな隙間から虫が入ってきてしまいます。 しっかり閉めたとしても窓と隙間がある場合があるので、確認してみるといいでしょう。
古い網戸は交換する
網戸は一般的に5~10年程度が耐久年数となっていますので、経年劣化によって歪んできたりします。また、一部破損して穴が開いている場合もありますので、早めに交換することをおすすめします。
網戸の位置に気を付ける
窓を開けて網戸をする場合は、網戸の位置に気を付けましょう。 ガラス窓が網戸に近い方を開けている場合は、半開きにすると隙間ができてしまい、虫が家の中に入るおそれがあります。窓に近い方を開ける場合は、全開すると虫が侵入できる隙間がなくなります。全開にすると寒いと感じる場合は、反対側の窓を半開きにして網戸をすると隙間はなくなります。
まとめ
網戸を長年利用していると経年劣化によって。ネットがゆるみ網目が大きくなってしまいます。網目が大きくなると虫が入ってくる可能性がありますので、張り替えを検討しましょう。ご自身で網戸を交換するのが難しい場合は、業者に相談されることをお勧めします。