サッシの隙間風対策!窓の隙間を埋める方法
サッシに隙間が!? 自分で埋める方法はある?
窓ガラスや網戸などのサッシに隙間があると、風や害虫が入ってくるだけでなく、断熱性が下がるため光熱費にも影響が出てしまいます。
これらを防ぐには、できる限り早い対策をおこなうことが大切です。
今回は、サッシの隙間を埋める方法をご紹介します。
サッシの隙間風を埋める方法
サッシの隙間は、隙間風や害虫の侵入の原因となるほか、断熱性がダウンし、冷暖房の効きが悪くなってしまうといったデメリットもあります。「今すぐサッシの隙間を埋めたい!」とお困りの方は、まずは隙間テープで隙間を埋めてみることをおすすめします。
隙間テープは100均やホームセンター、ネット通販などさまざまな場所で買うことができ、ハサミでカットして手軽に隙間を埋められるアイテムです。
もっとも一般的なスポンジ素材以外に、ゴム製のチューブ式のものや、毛足の長いタイプなどもあります。
さまざまな材質の隙間テープを用途に応じて使い分けることで、開け閉めの際の衝撃を吸収したり、防音性を高めたりといった効果も期待できるでしょう。
■隙間テープの選び方&貼るときのポイント
隙間テープを購入する際は、幅と厚みに注意しましょう。あまりに細すぎるものや太すぎるものなど、サッシの幅に合わないサイズのものを買ってしまうと、隙間をうまく埋めることができません。
これはテープの厚みに関しても同様で、隙間の大きさに合わせて厚みを選ぶことが鉄則です。
隙間テープを貼るときのポイントは、「窓枠の戸当たり部分に貼ること」です。
戸当たりとは左右の窓枠の内側にある、窓や網戸を閉めたときに突き当たる部分のことを指します。この戸当たりの上から下にかけて隙間テープを貼ることで、隙間を埋めることができます。
また、テープを貼る際は必ず窓枠のホコリや砂などをきれいに拭き取ってから、ピッタリと貼りましょう。汚れがついている状態で貼ってしまうと隙間テープの粘着力がダウンし、はがれやすくなってしまうので要注意です。
ちなみに、隙間テープは窓の開閉によって少しずつクッション性がなくなり、劣化していきます。
隙間が発生しないように、定期的に貼り換えてくださいね。
隙間テープでも隙間が埋まらない場合はどうする?
隙間テープを貼ってもサッシの隙間が埋まらない場合は、サッシそのものが傾いている可能性があります。このような場合は、サッシの下についている「戸車」という部品の高さを調整して、傾きを直しましょう。
少し離れたところから戸全体をチェックします。サッシの下側にある戸車の高さを調節するネジをドライバーで回します。時計回りに回すとサッシが上がり、反時計回りに回すと下がります。
他には、窓の鍵であるクレセント錠の位置を調節し、しっかりと閉めることも大切です。
クレセント錠の位置がしっかりと噛み合うようになっていないと、そこから隙間ができてしまいますので、クレセント本体とクレセント受けの両方の位置を調整するとともに、窓を閉めたときに鍵を閉めるよう習慣づけておきましょう。
サッシの隙間を埋めて、快適に過ごそう!
サッシの隙間が埋まることで害虫の侵入を防ぎ、冷暖房の効きが良くなって光熱費の節約にもなります。また、隙間風の不快な音に悩まされることも無くなるでしょう。
もし隙間対策をしても隙間が埋まらない場合は、サッシ自体が劣化している可能性があります。
そのような場合は、思い切って新しいサッシへ交換することをおすすめします。専門業者にどのようなサッシを選べばよいか相談してみましょう。