ドアにも注意? 浴室リフォーム前にチェックしたい5つのポイント
ドアにも注意? 浴室リフォーム前にチェックしたい5つのポイント
お風呂は家族みんなが毎日利用する場所です。
ちょっとした工夫で楽しい時間を過ごせるようになります。お風呂が古くなってきたなと感じたら、リフォームすることをオススメします。
リフォームによって快適なお風呂の時間を過ごすことができますよ。
今回は、浴室リフォーム前にチェックしておきたい5つのポイントをお届けします。
■浴槽の広さは足を伸ばせる程度に
お風呂でくつろぐためには、浴槽の広さが大切です。
一般的に浴槽のサイズは0.75坪タイプ、1坪タイプ、1.25坪タイプがあります。
数字ではそれほどに差を感じませんが、0.75坪タイプと1坪タイプには大きな違いがあります。
0.75坪タイプと1坪タイプには約40㎝の差があり、それは浴槽の仲で足を伸ばせるかどうかの差だとも言い換えることができます。
利用者の身体の大きさにもよりますが、一般的に1坪タイプは十分にリラックスできる大きさです。
■床の素材は安全性と清潔さ
床の素材を選ぶポイントは、滑りにくい安全性や浴室の清潔感を保てることです。
小さな子供や高齢者にとって、浴室は転倒事故を起こしやすい場所です。
万が一のためにもクッション性がある素材が良いかも知れません。
また床はお湯などが触れる頻度の高い場所です。カビに強いものや掃除のしやすい加工がされたものを選ぶと良いでしょう。
■壁の素材でヒートショックを防ぐ
最も面積が多い部分壁は、浴室のイメージを左右する部分です。
また断熱性の高い素材を選ぶことで、浴室の保温効果につながります。
最近注目されている寒暖差の影響で生じるヒートショックにも効果があると言えるでしょう。
■窓と換気扇は併用するほうが良い
水回りであるお風呂にとって、換気と乾燥は重要な問題です。
人によっては窓があるから換気扇は要らないと思われる方もいます。
ですが、湿度の高い時期は窓を開けるだけでは壁中にカビが生えてしまうこともあります。
そのためにも風通しの良さを考慮して換気扇と窓を設置したほうが良いでしょう。
最近では、換気乾燥暖房機を利用する家も増えてきました。
換気乾燥暖房機は冬のお風呂場の寒さを緩和したり、入浴後の浴室の乾燥を早めたりしてくれます。
これを利用することで雨の日には洗濯物を干しておくこともできるのでオススメです。
■浴室のドアは「家族構成を考える」
リフォームの際、意外とおろそかになるのが浴室のドアです。
古くなると、ドアにすき間が生まれて、そこから水が外へと漏れる可能性もあります。
リフォームのポイントは、ご家族のことを考慮することです。
ご家族に高齢の方や子供がいる場合には、段差がないものやドアで指を挟んだりしない安全なものを選んではいかがでしょうか。
また、ドアの角などにホコリが溜まったり、カビが生えてしまったりするものは避けたほうが良いでしょう。
浴室のリフォームは、タイミングを見極めることも大切です。
ひび割れや腐食などが進んでしまう前に、手早くリフォームすることをオススメします。
見た目では分からないという方は、お近くの専門業者に確認するのも良いかもしれませんね。