勝手口から入る隙間風が寒くてつらい……対策方法はある?
勝手口から入る隙間風が寒くてつらい……対策方法はある?
リビングや居室に比べ、キッチンは冷えやすく寒さを感じやすい場所です。
その理由のひとつとして、キッチンに隣接している勝手口のドア付近から隙間風が入ることが挙げられます。
隙間風が入るとキッチン全体だけではなく、廊下や他の部屋が冷えてしまうこともあるので、早めに対策をしましょう。
今回の記事では、勝手口から侵入する隙間風の対策方法をご紹介します。
勝手口のつらい隙間風を防ぐにはどうすればいい?
隙間風は、ドアの蝶番側や上下にできた隙間から侵入してくることが多いものです。
また、何らかの理由でドアの立て付けが悪い場合、ドアとその周りのドア枠の間に隙間ができて、そこから冷たい外気が侵入してくる場合もあります。
勝手口ドアの近くに立ち、スースーと音がしたり極端に冷えていたりする部分があれば、ドアの隙間から隙間風が入ってきていると疑って対策をしておいたほうがよいでしょう。
ドアの周りの隙間を埋めることで風が侵入するのを防ぎ、キッチンが冷えてしまうのを防いでくれます。
冷たい隙間風を入れない! 対策方法を知ろう
・隙間風テープを貼る
「隙間風テープ」は幅のスポンジなどに粘着テープが付いたもので、勝手口のドアの隙間を埋めるように貼るだけで、手軽に隙間風対策ができます。
100円ショップやホームセンターなどで手に入れることができるので気軽に試せるでしょう。
ドアの蝶番部分に貼る場合は隙間をしっかりと埋められるように、ドア本体とドア枠の両方に貼ることがポイントです。
隙間風テープにはスポンジタイプとモヘアタイプのものがありますが、片開きドアの場合はスポンジタイプのものがおすすめです。
また、隙間風テープが劣化して穴が空いたり裂けたりすると再び隙間風が入ってきてしまうので、開け閉めのたびにチェックして、劣化してきたら取り換えるようにしてくださいね。
・「隙間風ストッパー」もしくは「プチプチ+テープ」を使用し、隙間を埋める
ドアの上もしくは下に隙間ができている場合は、隙間を埋めるために隙間風ストッパーをはめるか、プチプチで隙間を埋めると良いでしょう。
プチプチをドアの厚みよりプラス2mmほどの幅でカットし、ドアを上もしくは下から包むようにしてテープで貼り付けます。
ドアと同系色のテープを使用すると目立ちにくくなりますよ。
・隙間風ボードを設置する
ドアの下部から入ってくる隙間風には隙間風ボードを設置するのも有効です。
ドアの手前に立てかけるだけで隙間風をブロックすることができるというもので、ドアを開け閉めするたびに脇へ寄せたり置いたりする必要がありますが、置くだけなのでとても手軽に隙間風対策ができます。
隙間風ボードは、隙間風専用として販売されているもののほか、プラ段ボールを勝手口の幅に合わせてカットしたり貼り付けたりすれば、自作することも可能です。
寒い冬を快適に過ごすため、勝手口の隙間風対策をしよう
キッチンが寒いと、料理やお皿洗いなどの家事をするのがつらくなってしまいますし、風邪などの体調不良を引き起こす原因になってしまいます。
さらに、間取りによっては、キッチンの近くにある部屋や廊下にも冷気が伝わり、寒く感じるようになるでしょう。
今回ご紹介した方法で隙間風対策をして、家の中の暖かさをキープしましょう!