引き戸をより安全に! 「引き戸クローザー」を取りつけるメリット3つ
引き戸をより安全に! 「引き戸クローザー」を取りつけるメリット3つ
ドアクローザーというのは、玄関ドアや部屋の入口といった開き戸の上部に取りつけてドアをゆっくりと開閉させる装置のことです。
ドアクローザーは一般的には開き戸の上部に取りつけるものですが、近年では引き戸に取りつけるタイプのクローザーも数多く開発されています。
引き戸のドアクローザーとはどういったものなのでしょうか?
今回は引き戸にクローザーを取りつけるメリットについてご紹介いたします。
引き戸に取りつけるドアクローザーとは?
引き戸用のドアクローザーというのは、引き戸をゆっくりと閉めてくれる装置のこと。
戸を閉めるときの幅が残り5~10cmになったときにソフトクローズ機構が作動し、ドアがゆっくりと閉まっていきます。
引き戸クローザーには、油圧式のものやエアーポンプ式のものなどがあります。
引き戸クローザーを取りつければ、開き戸に取りつけるドアクローザーと同じように、引き戸をゆっくりとスムーズに開閉できるのです。
引き戸用のドアクローザーはお店や事務所、病院のドアなどによく使われています。
近年では、自宅の玄関や室内への入り口といった引き戸にクローザーを付ける方も増えてきました。
引き戸に手を挟む危険を回避できる
力を入れて引き戸を閉めると、手などを挟んで怪我をする可能性があります。
小さな子どもが力いっぱい引き戸を開閉しているのを見てハラハラした経験をもつ方もいるのではないでしょうか。
しかし、引き戸にドアクローザーを設置すれば手を挟み込む心配がなく、安心して使えます。
小さな子どもがいる家庭ならば、用心のために引き戸クローザーを設置しておくのがおすすめです。
引き戸の開けっぱなしを防ぐことができる
引き戸クローザーを取りつけておけば、少し触れるだけでドアがぴったりと閉まります。
小さな子どもはついついドアを開けっぱなしにしてしまいがちですが、クローザーがあれば自動で扉が閉まります。
冷暖房を使っている時期に扉が開けっぱなしにならず自動で閉まるのはうれしいですよね。
ペットが自分でドアを開けて行き来するという家庭もあると思います。
こういった場合でもドアがゆっくりと自動で閉まれば安心です。
<
ハンディキャップがある方でも引き戸の開閉が簡単
引き戸クローザーを取りつければ、扉の開け閉めがスムーズになります。
体の不自由な方や車椅子の方、高齢の方は、引き戸が開けにくいと感じることがあるかもしれません。
しかし、クローザー付きの引き戸なら開け閉めが軽くなり、通過したあとには扉がゆっくりと閉まるので、負担を軽減することができます。
ご紹介したように、引き戸クローザーにはたくさんのメリットがあります。
引き戸クローザーは、引き戸の上部に専用の装置を取りつけるだけなので簡単です。
「子どもが引き戸に手を挟みそうでヒヤヒヤする」「高齢で引き戸の開閉が大変」といったお悩みがある方は、引き戸クローザーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。