引き戸のクローザーはどんな部屋・場所に取り付けるべき?
引き戸のクローザーはどんな部屋・場所に取り付けるべき?
引き戸に付ける「クローザー」は、引き戸の利便性や安全性を高める部品です。
家の中にはいくつか引き戸があると思いますが、特にどのような場所の引き戸に取り付けると効果的なのでしょうか?
ここでは、クローザーを取り付けるのにおすすめの場所や、その理由について解説します。
引き戸クローザーの役割とは? どのようなときに便利?
「引き戸クローザー」とは、引き戸が勢いよく閉まらないように取り付ける部品です。
取り付けることで、引き戸が閉まったときの大きな音を防いだり、手指を挟んでしまう事故を防止したりする効果があります。
また、勢いよく引き戸を閉めたときに反動で開いてしまうのを防ぐことも可能です。
引き戸が開いて隙間ができると、冷暖房効率がダウンしてしまうため、「光熱費がかさんで困っている」という方は、クローザーを付けることで改善が期待できるでしょう。
引き戸クローザーを取り付けるのにおすすめの場所は?
引き戸クローザーは、以下のような場所に取り付けると効果を発揮してくれます。
寝室の入り口
寝室の入り口に引き戸クローザーを設置すると、戸を閉めたときの音が静かになります。
そのため「寝ている家族を起こさないようにしたい」という場合に便利です。
また、長時間エアコンを使用することが多い寝室の引き戸にクローザーを設置すると、戸を閉めたときの反動による隙間を防ぐことができるので、エアコンの効きがよくなります。
その結果、光熱費の節約効果も期待できるのです。
子ども部屋
小さいお子さんがいるご家庭では、お子さんが勢いよく戸を開け閉めしたときに思いがけず手指を挟むことがあります。
子ども部屋の引き戸にクローザーを取り付けると、ソフトに開け閉めできるようになるので、思いがけないケガを防ぐことができます。
リビング
リビングは家族が集まる場所なので、戸の開け閉めをする回数が多い場所です。引き戸にクローザーを設置すれば、急いで戸を閉めたときの音と隙間を防止してくれるでしょう。 また、引き戸がしっかりと閉まるようになれば冷暖房効率がアップする効果もあるので、「リビングが広く、光熱費が気になる」というご家庭にもぴったりです。
玄関ドア
引き戸式の玄関ドアは、閉めたあとに隙間が空いていると、隙間風や虫の侵入を許してしまいます。
特に冬場は、隙間風が入ることによって玄関や廊下が冷えてしまい、家の快適さが損なわれるでしょう。
さらに、引き戸を閉めたときの大きな音は、時間帯によっては近所迷惑になることも……。
引き戸クローザーを取り付けると、隙間や不快な音などが無くなり、快適に過ごせるようになります。
引き戸にクローザーを取り付けて、便利&安全なドアに!
引き戸クローザーには、「引き戸の閉まる勢いを弱めるもの」や「自動的にゆっくり閉まるようになるもの」などさまざまな種類があります。
製品によってはカラーが選べるものもあるので、用途や引き戸の色味に合わせて選んでみてくださいね。
また、自分で取り付けるのが難しい場合は、リフォーム業者に相談してみるとよいでしょう。