汚れが溜まりがちな「引き戸レール」の掃除&お手入れ方法は?
汚れが溜まりがちな「引き戸レール」の掃除&お手入れ方法は?
引き戸のレールには凹凸が多く、ホコリや砂などの汚れが溜まりやすいものです。
>レールの汚れを放置すると、開け閉めに支障が出ることがありますので、常にきれいな状態をキープしましょう。
今回は引き戸レールをきれいにする掃除のテクニックや、普段のお手入れ方法をご紹介します。
汚れた引き戸レール……効果的な掃除方法は?
引き戸レールは、引き戸を開け閉めする際にホコリや髪の毛などのごみが溜まりやすい場所です。
さらにお子さんがいるご家庭や、外に面する場所のレール(庭やベランダに近い場所など)には砂も溜まりやすくなります。
これらの汚れを放置すると、引き戸の動きが重くなり、開け閉めしにくくなることがあります。
引き戸レールに溜まった汚れは、アルコールでゆるめてから拭き取るのが効果的です。
レールを掃除する際は引き戸を外してからおこなうと作業がやりやすくなります。
引き戸を上に持ち上げ、下側を手前に引くとレールから外れます。このとき床や壁などを傷つけないようにそっと運びましょう。
引き戸が外れたらレール部分にアルコールスプレーを吹きかけ、ブラシで汚れをかき出します。
ブラシは歯ブラシ、もしくはサッシ用のブラシが使いやすいですよ。隅のほうの汚れが溜まった部分は、つまようじなど先のとがったものでかき出すと汚れがよく取れます。
最後は乾いたぞうきんで拭き取り、引き戸を元の位置に戻せばお掃除完了です。
レールの隅々まで掃除をすることで引き戸の滑りがよくなり、動かしやすくなったのが実感できるでしょう。
もし、引き戸レールの掃除をしたのに「引き戸の開け閉めが重い」と感じる場合は、レールに潤滑油を差してみましょう。
潤滑油をティッシュに含ませたら、レールの溝に塗っていきます。このとき周りの木枠に付かないよう気をつけてくださいね。
誤って木枠についてしまった場合は、濡らして固く絞ったぞうきんで拭き取りましょう。
引き戸レールの普段のお手入れ方法
レールに汚れを溜めないようにするには、普段のお手入れが大切です。
床の掃除機掛けをするとき、ついでに引き戸レールの溝も吸うようにするだけで、汚れが溜まりにくくなりますよ。このとき、掃除機にすきま用ノズルを取り付けて吸い取るとより効果的です。
また、ホコリや髪の毛が溜まってくると、ダニやカビなどが繁殖する原因になってしまいます。
アレルギーなどの健康被害を防ぐためにも、ホコリや髪の毛などを見つけたらすぐに取り除くように心掛けましょう。
汚れはNG! 引き戸レールは常にきれいにしておこう
引き戸のレールは、知らず知らずのうちに汚れが溜まってしまうもの。
しかし汚れを放置すると、引き戸の動きが重くなるだけではなく、力を入れて開け閉めしたときに不具合を起こしてしまう恐れがあります。
普段からこまめにお手入れをしておけば、引き戸レールに汚れが溜まらず、ずっと快適に使うことができますよ。
毎日とはいわなくても、できれば週に1度はレール部分をチェックし、こまめに掃除するようにしましょう。