狙われやすい! 勝手口からの侵入を防ぐ防犯対策3つのポイント
狙われやすい! 勝手口からの侵入を防ぐ防犯対策3つのポイント
自宅の防犯対策を考えたとき、つい見落としがちなのが勝手口です。
キッチンと屋外を繋ぐ勝手口は家の裏側にあることが多く、表から様子が見えづらいため、泥棒に狙われやすい場所のひとつ。
窓や玄関にしっかりと防犯対策を施していても、勝手口の対策が甘ければ泥棒に入られてしまうかもしれません。
そこで今回は、勝手口からの侵入を防ぐために行なっておきたい防犯対策をご紹介いたします。
■少しの外出でも必ず施錠! 補助錠を取り付けて
ゴミ出しの際などに利用することの多い勝手口は、「少しの時間だから」と鍵を掛けずに出てしまう方も少なくありません。
しかし泥棒の多くは、盗みに入る家の様子を観察し、あらかじめ下見をしてから侵入します。
日常的に鍵を掛けずに外出していれば、そのタイミングを狙われてしまう可能性は少なくありません。
また、留守中に侵入する“空き巣”だけではなく、就寝中に侵入する“忍び込み”や家に人がいる間に隙をついて盗みを行なう“居空き”などの手口もあるため、外出時だけではなく、
在宅中もしっかりと鍵を掛けておくことが大切です。
勝手口の鍵は玄関のものに比べると簡易なもののことが多いため、補助錠をつけて強化しておくようにしましょう。
■ガラス面には防犯フィルムを!
勝手口には、採光のためにガラス窓が使われていることが少なくありません。
そのため、勝手口からの侵入では「ガラスを割って鍵を開ける」という手口がよく使われます。
ガラス面には防犯フィルムを貼っておき、すぐには割れないよう対策を行っておきましょう。
また、先ほどご紹介した補助錠は、メインの鍵から離れたドアの上部と下部の二箇所につけておくことで、ガラスを割られた場合の侵入を遅らせる対策に繋がります。
■泥棒が嫌う音・光で対策
人目を避ける泥棒は、センサーライトの光や警報装置の音といった注目を集めやすい要素を嫌がります。
家の裏側にある勝手口ではあまり意味をなさないのでは? と思われがちですが、先述したように家人の在宅中を狙う“忍び込み”や“居空き”の対策には有効です。
また、センサーライト等を設置しておくことで、「防犯意識の高い家=侵入しづらい家」だと認識させることにも繋がります。
足音が響きやすい勝手口に繋がる道に、防犯用の音が鳴りやすい砂利を敷いておくのもお勧めです。
いかがでしたか?
家の裏側という狙われやすい場所にあるにもかかわらず、ついつい油断してしまいがちな勝手口の防犯対策についてお話しました。
「我が家は大丈夫」と油断せず、日頃からしっかりと防犯対策を行っておきましょう。